私が勤めていたところには清掃作業が入っている事が多く、いわゆる掃除当番というシステムには慣れていませんでした。経費節約の為、自分達で掃除する事になったのですが、遠方から通勤している社員もいるので上司が当番制にしたくないと言い出し早く出勤した人がやるという事に決まったんです。
以前の職場でもそのような経験があったので、週に2,3日早めに出勤して掃除するようにしていました。今回もそうすればいいかなと思っていたのですが、掃除初日。始業が八時半にも関わらず一切掃除されてないんです。上司が二人だけで掃除を始めたものの事務所の広さのせいで全然はかどらず断念したそうです。誰もやりたくなかった事が初日に判明しました。
その後、早く出勤するメンバーは固定化されてしまい掃除する場所も固定化してしまったんです。私はいつもトイレ掃除だったのですが、遅く出勤した日は誰もトイレ掃除をしておらず酷く落ち込んだ時もありました。不公平さに苛立っていた頃、朝掃除に参加出来なかった人は帰社時に掃除して帰るというルールに決まったんです。朝、早めに出勤しない人が帰りにできるわけもなく夕方に掃除に出ると喫煙所でお喋りに夢中です。朝は車の中で携帯をいじり時間潰ししていたりするんです。掃除をしないのに、床が汚いと文句をいい、ゴミ箱がいっぱいになったと人に言いにくるという私には到底理解出来ないタイプです。そういうタイプの人に限って、自分に自信があり化粧やファッションに気を使う人が多いと感じました。掃除当番のルールを徹底しないことで職場の人間関係がよりギクシャクしてしまいました。
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