ゴミ屋敷の住人には清掃するという気持ちを持って欲しい

テレビの情報番組、特に夕方のニュース番組の合間に放送されるもので個人的に好きなものに、ゴミが捨てられずにゴミ屋敷になってしまった方の生活に密着するというものがあります。
大抵、近隣の住民から「悪臭がする」などの苦情が役所に行き、役所の人間が再三片付けるように説得し、うまくいけばゴミ屋敷の住人が片づけに応じるが、ほとんどの場合が片付けを拒否し続けます。多くのゴミ屋敷の住人の言い分を聞くと、家中に溜まっている物はゴミではなく、いつか使う物、使い道があるものと主張しています。
しかし「ゴミ屋敷」と言われテレビで放送されるくらいの家は、家に入るための玄関がどこにあるかさえも分からず、ゴミをかき分けて家に入っていこうとするが、内部はゴミの山で一体どこで生活しているのか、そしてどこで寝ているのかさえも分からない状況の家でありますが、当の本人は一向に困った様子もなく「ゴミなんか一つもない」と言い切っています。それが例え飲み終えたペットボトルでも、壊れてしまった冷蔵庫などの粗大ゴミでもです。
実際に物をゴミとするかどうかは個人の判断によるものであります。他人から「ゴミだ」と言われても本人は本心で使い道がある物と考えているのかもしれません。
しかしコミュニティで生活している以上、他人に迷惑をかけることはしないで過ごして欲しいものです。いつ何時、その住人が私たちの隣人になるとも限りません。